前回、お散歩中の無駄吠えをしないように躾けのお話をいたしましたね。
そこで、「リード」を引っ張ると言う話がでてまいりましたので、この度は、「首輪に慣れさせる」と言うタイトルにしてみました。
リードと言うものは、首輪にくっつけて利用するものですので、まずは首輪をちゃんとしてくれるようにならないといけません。
ミニチュアダックスも犬であって、動物ですので、元来は首輪のようなものを自分のボディーにつけることをあまり歓迎しません。
ですが、お散歩するにはリードが必要ですし、リードを付ける目的では首輪が必要ですので、なんとかして慣れさせなくてはなりません。
万が一、迷子になったケースであっても、首輪によって自分のミニチュアダックスであると言うことを主張出来ますし、首輪に住所や氏名等を書いておけば安心です、。
首輪を付けるにあたって、初めから殆んど嫌がらない犬もいますが、たいていは嫌がるケースが沢山です。
それでは、どみたいにしたら良いでしょうか。
嫌がるのを無理やりつけるのではなく、ミニチュアダックスが何かに集中しているとき・・・やうですね、餌を食しているときと比べると、何かで遊んでいるときが一番良いでしょう。
その遊びに集中していときを見計らって、首輪をとりつけてみます。
嫌がらなければ、そのまま少しばかりの間、つけっぱなしにしておいてから外しましょう。
嫌がったケースには、直ぐに外すのはよくないです。
そういったことをしますと、犬のほうでは「嫌がれば外してくれるんだな・・・」と言うように勉学してしまうからです。
嫌がって、可哀そうではありますが、しばらくそのままにしておき、また遊びに集中しだしてから外します。
それを何度も繰り返すことで、徐々に慣れてゆきます。
リードに慣れさせる
ミニチュアダックスを首輪に慣れさせるこつ・・・わかりましたでしょうか。
首輪を行うことに慣れてきましたら、今度はリードを付けてみましょう。
リードをつけたら、名前を呼んで注意を引きながら、リードを軽く引っ張ってみましょう。
それで、飼い主の方にやってくるなら、そのまま、その手法で何度もトレーニングしてみると良いでしょう。
数日間、それを続けて、リードを引っ張ることで飼い主の方に来るようになったなら、今度はリードを引きながらちょっとの距離を歩いてみます。
まだ、この時点では家の中の鍛練で十分です。
名前を呼んでリードを引いてみても、まったく来ないようであるのなら、またそこで何度も名前を呼んだり、「おいで!」、「こっちにおいで!」等と話しかけるのも良いでしょう。
嫌がっているのに無理やり引っぱったりするのだけはやめてください。
飼い主の元にやってくるまで、地道に鍛練を重ねてください。
初めは、名前を読んでリードを引っ張っても、訳がわからずにまったく動かないケースもあるでしょう。
そういったケースには、犬がいつも好んでいる遊び道具を見せて、こちらへ来るように促してあげるのも良いですね。
ミニチュアダックスも、シビアな鍛練と比べると、楽しい鍛練のほうが良いに決まっています。
怒らず焦らず、鍛練してあげてください。
リードを引いて飼い主の方に来るようになったら、今度は飼い主の左側を歩かせるようにし、そのままお散歩に行けるようにトレーニングします。
それで、あなたは可愛らしいミニチュアダックスとともにお散歩に出かけることが可能なようになるでしょう。
「お座り」をおしえる
ミニチュアダックスの躾けが、徐々になされてきて、お散歩も難なく可能なようになったら、今度は「お座り」や「来い」、「行け」、「スTOP」等等、多彩なことを教えてあげたくなるのが通例でしょう。
現実、教えるとちゃんと覚えてくれるので、教え甲斐もあります。
ミニチュアダックスは賢い犬ですので、本質的に覚えるのも早いでしょう。
さて、お散歩などの本質的なことが可能なようになったら、次は「お座り」を教えるかたが沢山のではないでしょうか。
お座りが可能なようになると、凄くお行儀が良い感じなって、好感度がますます上がりますね。
お座りを覚えさせるには、まず、ミニチュアダックスがおお好きなフードを手配してください。
こうして、ミニチュアダックスの前に向かい合ってください。
おお好きなフードを持ったまま、ミニチュアダックスの目線と比べると少々上の方に、手を差し出し、「お座り!」と言ってください。
そういたしますとミニチュアダックスのほうからしたケース、見上げる感じになりますよね。
犬が見上げる感じになると言うこと言うのは、その際にお尻を下げることにもなるのです。
つまりは、そのとき、お座りをしてくれるのです。
お座りをしたならば直ぐにご褒美として、そのおお好きなフードをあげながら、褒めてあげてください。
もしも、お座りしないケースには、差し出す手の位置をチェンジさせてみてください。
それだとしても、まったく無理のようでしたら、ミニチュアダックスがフードを持った手を見上げたケースに、お尻部位を座らせるような感じで、軽く押してみてください。
ですが、決して無理にはさせないようにしてください。
それで、毎回、お座りするようになったならば、フードを持った手を顔の高さまでおろし、「お座り!」と言います。
日々の鍛練によって、やがて、おお好きなフードがなくても「お座り!」と言っただけで座るようになるでしょう。
「待て」をおしえる
ミニチュアダックスに「お座り」を教えて、それが可能なようになったならば、次は「待て」を教えてみましょう。
動物は通例、「待つ」ことをしませんが、教えることによって、それも可能なようになります。
実に賢いですね。
ミニチュアダックスに、「待て」を覚えてもらうには、まず向かい合って座ります。
ミニチュアダックスの方には、マスターしたての「お座り」で座らせたほうが良いでしょう。
この後は、ミニチュアダックスの顔の前に手をかざしながら、「待て!」と言い、それとともに一歩、バックへ下がります。
そのたった一歩下がるのを待てないで、動くのが通例です。
ですので、出来なくても怒ったりせずにあげてくださいね。
根気よく、続けることがキーポイントです。
根気よく・・・と言いましても、ミニチュアダックスのほうが、つまらないと感じたり、退屈してしまったような感じがしたら、もうやめてください、。
そうなってしまうと、もう熱意もないと思って良いです。
ミニチュアダックスは、なんだとしても楽しんで覚えるのがおお好きですのです。
「待て!」といって、一歩下がるのが出来たら、必ずご褒美におお好きなフードをあげて褒めてください。
そして、ほぼ確実に可能なようになったら、下がる距離を、一歩から二歩にし、三歩、四歩と増やしてゆきます。
その際に、ミニチュアダックスが動いてしまったら、初めの手順からやり直します。
かなり離れて待つことが可能なようになったら、今度は待つ時間を徐々に長くしてゆきます。
一分も待てるようになったら優秀でしょう。
これで、あなたのミニチュアダックスも、確実に「待て」が可能なようになるとおもいます。
「来い」をおしえる
あなたのミニチュアダックスは、すでに「お座り」と「待て」が可能なようになったこととおもいます。
それらが可能なようになったら、「来い!」若しくは「おいで!」も直ぐに覚えることが出来るとおもいます。
ミニチュアダックスに向けて「来い!」や「おいで!」と言ったら、急いでの辺りまでやって来てくれるようになりますから、可愛らしさも倍増と言う気持ちになるとおもいます。
では、さっそく教えてみましょう。
この度は、たいへん容易です。
まず初めに、「お座り!」と言って、少しばかり離れたところにお座りをさせます。
そしたら次に、「待て!」と言って少々待たせます。
それから、ミニチュアダックスのおお好きなフードを見せて「来い!」若しくは「おいで!」と呼びかけます。
おお好きなフードがあるでしょうから、当然やってきますが、そばまで来たら、そのオヤツをあげて褒めてあげます。
慣れてきたら、徐々に距離を延ばしてやってみてください。
毎回毎回、おお好きなフードを与えていたのでは、フードがないときは、来なくなってしまいます、。
あるくらい、慣れたかな・・・と言うところで、フードを与える回数を徐々に減らしてゆくと良いでしょう。
その代り、「来い!」と言って来たのであるのなら、いっぱい褒めてあげます。
ミニチュアダックスは、褒められるのも大おお好きですので、鍛練が上手に出来たケースや、なにか良いことをしたケースには、兎にも角にもいっぱい褒めてください。
褒めることによって、フードがなくても呼びかけに応えるようになるでしょう。